NATOもEUも日本も、また中国とその追従者以外の世界の全ての猫も杓子も、ウクライナを全面的にモラル・サポートしています。
のみならず、武器や物資や金銭などの物理的なサポートもしています。
加えてロシアとベラルーシ以外の欧州の全ての国が、ウクライナ難民を大手を広げて受け入れています。受け入れる態勢でいます。
返す刀で、それらの全ての国と国民がロシアを、いやモンスターのプーチン大統領をこぞって指弾し唾を吐きかけています。
だが、全てのウクライナ支援国は、同時にウクライナを見殺しにしています。
軍事介入をしないからです。
ウクライナに軍事介入をしないのは正しい。なぜなら軍事介入は高い確率で第3次世界大戦を招く恐れがあります。
同時に、軍事介入をしないのは悪です。ウクライナとウクライナの人々を見捨て、子供たちを爆撃の炎火の中に置き去りにするからです。
そしてなによりも、無慈悲なラスボス・プーチン大統領を、したい放題にのさばらせるばかりで、いつまでも天誅を下せないからです。
プーチン大統領への究極の天誅は、軍事力によってのみ完遂されます。
経済制裁も最後には彼を破滅させることでしょう。
だがそこに至るまでに、余りにも多くのウクライナ人民の犠牲と屈辱と苦悩が生み出されることになります。
したがって彼はその前に排除されるべきです。
NATOのハイレベルの知略と権謀と軍略のネットワークは、いま必死にその道筋を探求しているに違いありません。
いうまでもなくそれは、技術的にも物理的にも不可能に近いミッションです。
だが成否は一旦さておいて、不可能を可能にしようとするのも、また彼らの任務なのです。
official site:なかそね則のイタリア通信